Pmproto Program
Pmproto program は貴方の Domain でのメール処理(転送やフォルダリング、オートレスポンス等)をするための .forward と .procmailrc の "レシピ" を自動的に作成するプログラムです。
Pmptoto program を使用するためには 貴方が希望する処理のコマンドを含んだ .mailproto ファイル作る必要があります。この .mailproto ファイルは Editor (メモ帳等)で簡単に作成でき簡単なコマンドを書き込むだけです。そして、この .mailproto ファイルを Pmproto で実行すれば、貴方が希望する処理を含んだ .forward ファイルと .procmailrc ファイルがホームディレクトリに自動作成されます。
SAFETY
このコマンドは、貴方の Domain 宛に来たすべてのメールを SavedMail フォルダーに保存させます。他のコマンドを試すときなどに使用してください。使用するときは .mailproto ファイルの一番最初の行に書いてください。
DISCARD { From | To } address
このコマンドは、 To か From のアドレスからのメールを廃棄します。
Example:
DISCARD to junk
この例では "junk" 宛に来たメールを受け取らずに廃棄します。
DISCARD from elvis
"elvis" から来たメールを廃棄します。
FORWARD { From | To } address external-address
このコマンドは From (くるメール)か To (宛のメール)をすべて、指定したメールアドレスの mail box に転送します。
Example:
FORWARD to www myself@somewhereelse.com
To アドレスが "www" と一致するメール (www@abc.com) 宛のメールをmyself@somewhereelse.com に転送します。
FORWARD to sales partner@bighouse.com
To アドレスが "sales" と一致するメールを partner@bighouse.com に転送します。
FORWARD from boss@whitehouse.gov ceo@something.com
From アドレスが "boss@whitehouse.gov" であるすべてのメールを ceo@something.com に転送します。
FOLDER { From | To } address filename
このコマンドはメールをフォルダーにセーブするためのコマンドです。しかし、 オートレスポンダーの場合 copy コマンドを付けなければメールが保存されません。送られてきたメールを受け取りたいなら 最後に必ず COPY を付けてください。
FOLDER from com-priv Mail/com-priv
com-priv から来たすべてのメールをホームディレクトリーの Mail/com-priv フォルダーにセーブします。(フォルダーは、自分で最初に作って置いてください。)
FOLDER to inet-access Mail/inet-access
"inet-access" 宛のすべてのメールを Mail/inet-access フォルダーにセーブします。
RESPOND info@domain.com responders/info.text
この例は、info@domain.com に来たメールに info.text をオートレスポンドします。(ホームディレクトリーに responders フォルダーを作り、その中に info.text を入れなければいけません。)
RESPOND sales@domain.com responders/thanks.text copy
copy を最後に付けることで sales@domain.com 宛に来たメールに thanks.text をオートレスポンドして、sales@domain.com のメールのコピーをとります。
つまり、
DISCARD to junk
DISCARD from elvis
FORWARD to www myself@somewhereelse.com
FORWARD to sales partner@bighouse.com
RESPOND info@domain.com responders/info.text
RESPOND sales@domain.com responders/thanks.text copy上記のように貴方が使用したい処理のコマンドを書いた .mailproto ファイルを Editor を使い作り pmproto program を実行するだけでメールの転送、オートレスポンダー等の機能が使えるようになります。
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Last update: 09/10/99